著者がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。
それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。
読んだ人の感想レビュー
10代のうちに読んでおきたかった1冊だった
いい話だったし、思春期にこれを読んだら衝撃だったろうな
涙が止まらない;-;
原作も読みます。
宮崎駿の新作映画も楽しみ!絶対見る!
漫画版と岩波文庫版を読了しました。
読む前は、タイトルが説教臭くって難しい本なのかな?って思ってたけど
児童文学だから読みやすかった。
胸の中が浄化されるような清々しい気持ちになれました。
断然オススメです!
叔父さんみたいなおじさんになりたい。
原作は1937年に出版だから80年前の作品で
私は漫画版を読みました。
哲学的な奴で難しいかな?とおもったけど
漫画版だったから理解出来た。
こういう考えを深く掘り下げる哲学的なやつ好きだなぁ~。
人生には悲しい事や辛い事、苦しい事がある。
出来れば会いたくないけれど、この事で反省したり次の行動を決定できる。
苦く感じるのは正しい道義に従っていないと感じる正常な気持ち。
様々な経験から新たな自信をつけ、唯一無二の自分を認める事が必要。
コペル君の過ちが、自分に重なって辛かったけど、人は失敗から成長できる。
立派に生きるとはどういうことか。
考えさせられまくる
凄く良い本だった。
特に若い世代には読んで欲しいと思うし、
親御さんは、子供に買ってあげると良いと思う。
自分とコペル君を一体化させてしまった。
読みながら自分が恥ずかしくなった…
自分の生き方を決定できるのは、自分だけ…
誰かの為に生きる大切さを教えられた気がする
丸山真男の解説がわかりやすい。
「人間が『自分の行動を自分で決定する力を持つ』ことの両面性ーだから誤りを犯すし、
だから誤りから立直ることができる、
という両面性の自覚が『人間分子』の運動を他の物質分子の運動と区別させるポイントだ」
こんな精神で生きていきたい。
若くないけど、まだ遅くはないと思う。
もっと早く読んでおくべきだった。
素晴らしい本。
そこいらの自己啓発本なぞより断然に学べる。
こういうまっすぐの作品こそダメな大人が読んで欲しいなぁ。
人に迷惑かけない大人として生きて欲しい。
まだ社会に出てない学生は、漫画版でも良いから絶対読むべし!
うちの息子にも買ってプレゼントした。
中学校の担任の先生が卒業するときに、この本をくれたんだけどずっと読んでなくて、
この本を原作にして宮崎駿さんが映画作るって知って読んでみた。
読み終わって、もっと早く読んでおけばよかったと後悔。。。。
でも今更でも読めたことに喜びを感じる。
先生がプレゼントしてくれた気持ちが分かった気がする。
読んでる最中ずっと背筋がピンとなりながら読んでた(笑)。
「消費するなら誰でも出来る、あんたは結局何ができるの」
耳が痛い…
自分の生き方を見つめ直す一冊です。